スケールとは?暗記不要な音階まとめと徹底解説!

スケール-アイキャッチ

 

こんにちは、ナミヅクリです。

コードに並んでよく聞くワードに「スケール」がありますが、
皆さんは正しく理解してますか?

ここでは奥が深くも恩恵の大きい、
スケールについて、お伝えしていきます。

ナミヅクリ

作曲から即興演奏まで、万能のツールをご紹介!

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2018.09.17

スケールとは

celsius-scale

まずはスケールがどんなものか、お伝えしていきます。

スケール=音階

スケールは和訳すると音階になります。

簡単にいうならば、
ある法則に従って並べられた音が、スケール・音階です。

 

スケールの種類はそのまま、
音の並び方の種類に言い換えることができる、ということですね。

 

ここで問題なのは、
何の音が並んでいるか、ではなく、音をどう並べているか。

ということです。

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他の記事でもお伝えしているように、
始まりの音は何でもよく、音と音がどんな間隔で並んでるかが問題なのです。

 

ナミヅクリ

一般的なのはメジャー・マイナースケールです〜

 

メロディーやコードを作るにも、
このスケールの概念は切り離せません。

音がどう並び、どこに落ち着くのか。これを操るのがスケールの力なのです。

 

ここまでのまとめ
  • スケール=音階
  • 音の並ぶ法則によってスケールが分類できる
  • 一般的なのはメジャースケールとマイナースケール

前後の脈絡=スケール

コードもそうですが、
音は前後の脈絡があって、初めて役割を帯びます。

 

例に漏れず、スケールもそうです。

例えば「G」の音を単体でポーンと鳴らしたとしましょう。

 

これが何キーの音か?と聞かれて答えられますか?

僕は答えられません。

 

もしかしたら、
Gメジャースケールの主音かもしれないし、

Cメジャースケールの属音(五番目の音)かもしれないからです。

 

音の役割、位置というのは、
あくまで流れの中で作られる、ということなのです。

スケールの法則

piano-note

ここからは具体的にスケールの法則をお伝えします。

メジャースケール

メジャースケールはメジャーですので、
長調なんかの元になる、一般的に明るい感じのするスケールです。

 

ピアノのレイアウトでは、
ドから白い鍵盤だけを弾いていけば、勝手にCメジャースケールが完成します。

最も慣れ親しまれているスケールではないでしょうか。

 

ここで問題なのは、
どんな間隔で音が飛んでいるのか、ということ。

ドから弾き始めたからメジャースケールになったわけではないんですね。

 

その法則をわかりやすく表記すると、
「全全半全全全半」です。

 

これは音と音の感覚を表しています。

この全は全音の全、鍵盤では半音2個分の距離になります。

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この半はそのまま半音の半ですね、鍵盤を見てもらえればわかると思います。

白鍵から黒鍵の距離が半音です。

 

ドから白鍵だけ弾けば完成するCメジャースケールが、

「全全半全全全半」に当てはまるか、試して見てくださいね。

 

あとは始める音さえ変えていけば、
G♭メジャースケールだってなんだって、暗記せずともその場で作れます。

この法則だけ覚えちゃってくださいね

 

ナミヅクリ

リズミカルでいい感じに覚えられると思います!

 

マイナースケール

doors

マイナースケールは、
メジャースケールと異なり、全部で三種類に分岐しています。

 

MMOの上位職みたいなもので、
それぞれ得意不得意がありますので、合わせてお伝えしていきますね。

ナチュラルマイナースケール(自然的短音階)

まずはナチュラルマイナースケールです。

これは、
上でお伝えしたメジャースケールの、第6音から出発したスケールです。

 

Cメジャースケールの場合は「A」になります。

Aからピアノの白鍵だけを弾いた時に完成するのが、このスケールです。

法則は「全半全全半全全」です。

特徴

弾いていただければわかる通り、
聞いた感じマイナー感はきちんと醸し出せているのですが、

どこかはっきりしない、曖昧なニュアンスがあると思います。

 

これは最後の音、
上で挙げた例でいう「G」が、戻ってくる「A」に対し長二度の音程になっているから。

 

これにより解決したかどうかがはっきりせず、
主音がどこにあるのか、曖昧な響きになってしまうのです。

 

その為メロディーでは曖昧な感じになるし、
このスケールからできるコードではトライトーンが作られないので、

ハーモニーとして使うにもどっちつかずな感じになります。

 

割と欠点の多いスケールです。

 

ナミヅクリ

主音に向かう時の音程が、
半音だと「導音」になり、解決感が得られます!

Cメジャースケールでは、「B」→「C」が半音なので解決するのです。

 

ハーモニックマイナースケール(和声的短音階)

お次はハーモニックマイナースケールです。

これは名前の通り、

ナチュラルマイナースケールでの欠点を克服して、
コードにトライトーンを作れるよう、改良したモデルになります。

 

法則は「全半全全半増2半」です。

特徴

具体的には、
ナチュラルマイナースケールの第七音、

上の例では「G」だった音を、半音上げて「G#」にしたスケールです。

 

これにより、
メリハリのついた解決ができるようになり、

これだけ使えばいいじゃん!
とも思うのですが、そうはいかないのが世の常です。

 

ここで問題になったのは、
半音上げたことで、「G#」とその前の音「F」にあいた増2度の音程

 

コードで聞くぶんにはいいのですが、
メロディーで使うにはあまりにインターバルがあきすぎていて、

旋律が断裂して聞こえてしまうのです。

 

名前の通り、
ハーモニーに特化して、旋律には弱いスケールになります。

もちろん、
この独特な雰囲気が好きで多用している方もいるので、

使ってはいけない、ということではありません。

 

ナミヅクリ

理論は道しるべであって、禁止事項ではありません。
耳で聞いて良いと思ったなら、使っちゃってOKです!

 

メロディックマイナースケール(旋律的短音階)

最後はメロディックマイナースケール、旋律的短音階です。

今までの傾向通り、
上記で問題だった断層感をなくす為、旋律でも使えるよう改良されたモデルです。

 

法則は「全半全全全全半」です。

特徴

これは今まで同様、
足りなかった部分を補うように、音程を移動したスケールです。

 

具体的には、
第六音、上記の例では「F」の音を「F#」に上げたスケールです。

これにより増2度の音程が解消され、
メロディーらしい動きが可能になりました!

 

「ならこれだけを使えばいいね」と思ったあなた、
例に漏れず、これにも弱点は存在します。

 

このスケール、とてもメジャースケールに似ているのです。

というよりほぼほぼ構造が同じなんですね。

 

上昇ならまだしも、
下降では後半に至るまで、メジャースケールに聞こえてしまっています。

 

その為、
このスケールは上昇限定で、

下降の際にはナチュラルマイナースケールを使う、ということになっています。

 

そもそも、
上昇の際に必要だったから導音を入れたのであって、

下降では導音は必要ない、
挙句メジャー感が強いなら尚更、ということです。

 

これらの事から、上昇限定のスケールになっています。

 

ナミヅクリ

マイナースケールはじゃんけんみたいなものなので、
適材適所で配置してくださいね!

最後に

 

まとめ
  • スケールは前後の脈絡で作られる
  • マイナースケールは三種類
  • 法則さえ覚えれば応用可能

随分長い記事になりましたが、読破お疲れ様でした〜。

 

一見ややこしいとは思いますが、
実際に曲中に使ったり、音と一緒に覚えてしまえば、

自ずと使い分けができるようになると思います。

 

何より長所と短所、
それぞれの法則さえ覚えてしまえば、

基本的なスケールで困ることはないので、ぜひ頑張って覚えてみてくださいね!

 

ナミヅクリ

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音名の言語別表記と、その使い分けをまとめてみた。

2018.09.13

 

以上、ナミヅクリがお送りしました。
また次回の記事まで!

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はじめまして、ナミヅクリです。 曲、絵、ブログを書いているクリエイターです。 自然は好きだけど基本部屋にいるタイプ。 1人で悩むクリエイターへ向け、情報を発信中。