作曲の全手順を1から解説!コンセプトメイキング編

作曲手順・コンセプトメイキング編

 

こんにちは、ナミヅクリです。

曲は書きたいけど、どこから手をつければ良いのか分からない。
何を勉強すれば良いのかわからない。

何が分からないのか分からない。

こんな人って結構いると思うんですよ。
そうです、かつての僕です。 僕はここで挫折しかけてます(プロフィール参照

そんな人のために、かつての僕のために、
曲を作り始めるところから、人に聞かせるところまで、

全手順を必要な知識とともに、お伝えしていこうと思います!!

ナミヅクリ

作曲自体は難しくないです! ぜひ気軽に読んでみてくださいね〜

作曲、正しく理解してる?

ピアノ演奏

まずは作曲について、お伝えしたいことがあります。

作曲は大きく分けて、
4つの工程を経て完成するわけなのですが、

純粋な作曲と呼べるものはただ一つ。メロディーを作ることだけなのです。

 

今あなたが画面の前で、鼻歌を適当に録音し、
そのメロを元に凄腕のプロがアレンジして楽曲化、

それがもしアニメのOPで採用された場合、
クレジットはどうなるか。そこにはあなたの名前が載るのです。

 

ナミヅクリ

短い鼻歌を元に、その他全てをアレンジャーが制作、
でも作曲名義は鼻歌の人。そんなことがプロの世界でも本当にあるんですよ。

 

じゃあ今のあなたは、作曲家を名乗れますか?

 

きっと気がひけるでしょう。それは普段聴く曲の形にできないから。

個人が楽曲を完成させるには、
純粋な作曲以外の様々な力が必要、ということなんですね。

 

これが世間での、「作曲」に対する認識のズレでもあるんです。

 

しかしDTMの機材やソフトの進化で、
多少の技術さえあれば、誰でも楽曲を作れるようになりました。

良い例がボカロP。
作曲、アレンジ、ミックスからプロデュースまで、全て個人で完結する人たちです。

 

ここでは、純粋な作曲はもちろん、その延長線上にあるものまで、
楽曲を聞ける状態まで持っていく、方法と知識をお伝えしたいと思います。

 

それではどうぞ!

コンセプトメイキング

まずはコンセプトを練るところから始めます。

イメージが抽象的すぎると、
作業を始めてものちのち手が止まってしまったり、

軸がブレて一貫性のない曲調になるからです。
(それがコンセプトなら良いのですが

 

今後の指針を決める大事な工程ではありますが、
空回りしても良い物は生まれません。

なんとなく散歩している時や、お風呂に入っている時など、
集中しすぎないリラックスしたタイミングがオススメですよ〜

 

コンセプトの決め方

具体的に決める項目は以下の4つ

  • テーマ(伝えたいこと)
  • 曲調
  • テンポ
  • 編成 

これを埋めきれば、自ずと迷うことなく書き始められます。
むしろ一番時間を使うフェーズかもしれません。

具体的に解説しましょう。

テーマを決める

テーマはそのまま主題のことです。
音楽的な主題もありますが、ここで言うのはもっとシンプルなもの。

その曲で、

「何を伝えたいか」「何を表現したいか」

を大まかに決めることです。

 

案外これを疎かにして進めると、
ワンコーラスで息切れしちゃうこと、結構あるんですよ。

それもチグハグな曲になってしまいますからね。

 

テーマ決めには楽器もPCも要らないので、
普段からメモに書き留める癖をつけると、ストックに困らなくなりますよ!

 

テーマの大まかなパターンはいくつか考えられます。

 

パターン例
  • 失恋など自分の人生で起きた出来事や心情
  • 見た景色や季節など、取り巻く環境を表現したもの
  • 自分が世の中に対して思うこと, etc.

 

これらはあくまで一部ですが、
案外テーマのカテゴリーは多くありません。

 

プロの楽曲を聴いた時、
「これはどんな発想で作り始めたのかなぁ〜」と考えてみるだけで、

創り手の脳がぐんぐん鍛えられますよ!

 

テーマを更に詰める

おおまかにテーマが決まったら、より細かく、
具体的な描写に落とし込むことで、一層正確なコンセプトが定まります。

 

どこの誰に伝えたいのか、
伝えたい人物像まで定めると、より刺さる曲に仕上がりますね。

マーケティングでいうペルソナ的な考え方になります。

 

作曲、特にDTMは無限の可能性を秘めているが故、
いざ何をして良いのか、分からなくなりがちなんです。

 

テーマは100%反映!と言うわけではなく、

フレームを作ることによって、

必要な作業や要素を洗い出せる、と言うことなんですね!

 

ナミヅクリ

後々変えたくなった時でも、融通きくのがDTMの良いところ。
0 から 1 のとっかかりを作る事が肝心なんです!

曲調を決める

次に決めるのは曲調です。

 

テーマ決めの時点で雰囲気が掴めてくるかとは思いますが、
失恋ソングだから暗い曲、といったような、安直なものではありません。

あえて歌詞と反対の曲調を選んで、成功している例もたくさんありますよね。

 

ここではそこまで吟味して、
どういった方向性にするか、定めていくことになります。

 

ここら辺は比較的、聞いてきた曲数やジャンルが物を言う世界ですので、
聴くものが偏っているとパターンが狭まりがちです。

 

決して悪いことではないのですが、
どうしても似通ってしまう、と悩む場合は、

  • インプットの幅を広げる
  • 曲作りの度に複数のリファレンスを準備する

といった対策が効果的ですよ。

 

ここまでのまとめ
  • 曲作りはメロ作り。だけではない
  • テーマ決めは必須
  • 曲調を決める要はインプットの数

 

テンポを決める

ざっくり曲調が決まったら、テンポも同時に決めていきます。
便宜上分けてはいるものの、ほとんど上と同時進行で行う部分ですね。

 

「テンポなんて決まってるよ!」と言われそうなので説明しておきますが、
ジャンル感を決定する大きな要素の一つが、このテンポなんです。

 

もちろんテンポ以外にも要因はあるのですが、
曲調、ジャンルを示すのに最も手っ取り早いのは、

テンポを寄せることなんですね。

 

極論、バラードはハイテンポで作らないじゃないですか。
そう言うことです。

若干の違いで受ける印象は大きく変わってしまいます。
楽曲の印象とテンポを結びつけるように聞いておくと、感性が磨かれますよ。

 

ナミヅクリ

特にダンス系ジャンルの棲み分けは、ほとんどテンポでなされている、

と言っても良いくらいなので、作りたい人は要チェックです!

 

編成を決める

最後に決めるのは、編成です。サウンドと言っても良いでしょう。
大まかにどんな編成、サウンドをメインに打ち出すかを決めていきます。

これは上のテンポ決定と二つで一つ、ジャンル感の決定をしているわけですね。
伝えたいテーマに合わせて、適材適所のサウンドを選定していくことになります。

 

無論、メインのサウンドを決めるだけなので、
バンド編成と決めたから管弦を入れられない!と言うわけではありません。

後からいくらでも追加できるのが、DTMの良いところなのですから。

 

しかし、作り始めに限っては、それが大体裏目に出ます。

なんでも追加できるので、
あれもこれもと入れすぎてしまったり、迷って手が進まなくなるんです。

 

アレンジの記事で詳しく書いてありますが、音を詰められる空間は有限です。

それをオーバーすると厚みを通り越して、
存在感のない、邪魔なパートが増えるだけなのです。

 

方向性が決まらない内はアレンジに手が回らないので、
作り始めの段階で、「今回はこの楽器とこの楽器を使う!」

と言ったように、音源を立ち上げてしまうと良いでしょう。

 

またDAWのテンプレートを作って、時短と効率化を図るのも効果的です。

 

最後に

 

まとめ
  • 作曲家に求められることは増えている
  • 「テーマ、曲調、テンポ、編成」を明確に書き出す

 

なかなかの文字数でしたが、
コンセプトメイキング編の読破、お疲れ様でした〜。

作曲は始まっていないように見えますが、音楽理論を勉強した人にならわかります。
この着想の部分が、一体どれだけ実力の問われる部分なのか。

 

作曲家はアーティストであって、絵など他の芸術と本質的には同じ、表現なんです。

理論や技法は体系化されているので、他人でも容易に真似できますが、
何を表現するか、という着眼点までは真似できません

 

それを創るのがコンセプトメイキングなのです。

 

最初のうちは難しいかと思いますが、
案外普段の生活に、題材は転がっているものなのです。

 

ナミヅクリ

作曲は、DAWを立ち上げている時以外で行われている、
と言っても良いかもしれないですね!

 

次回はこのコンセプトを基に、曲を構築する方法をお伝えしていきます!

作曲の全手順を1から解説!曲作り本番編

2018.09.04

 

以上、ナミヅクリがお送りしました。
また次回の記事まで!

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ABOUTこの記事をかいた人

はじめまして、ナミヅクリです。 曲、絵、ブログを書いているクリエイターです。 自然は好きだけど基本部屋にいるタイプ。 1人で悩むクリエイターへ向け、情報を発信中。