セカンダリードミナントとは?例と割り出し方をまとめてみた!

セカンダリードミナント-アイキャッチ

 

こんにちは、ナミヅクリです。

ダイアトニックコードをようやく覚えてきた頃、
いざプロのコード進行を覗くと、知らないコードが沢山。

そんなコードがどこから出てきたのか、気になる方も多いのでは?

 

ここでは今までの調性から少し離れて、
ノンダイアトニックコードの中でも最も汎用性の高い

セカンダリードミナントについて、お伝えしていきます。

 

ナミヅクリ

セカンダリードミナントで進行をより色彩豊かに!

 

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ノンダイアトニックコードとは

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まずはセカンダリードミナントが属している大元。
ノンダイアトニックコードについて、お伝えしていきます。

ノンダイアトニックコード=調性外のコード

セカンダリードミナントは、
ノンダイアトニックコードの中の一つになります。

 

ノンダイアトニックコードはその名の通り、ダイアトニックコードではないもの

つまり、
ダイアトニックコード以外の全てのコードは、ノンダイアトニックコードということになります。

 

これらは圧倒的に数が多いので、
その使い方を一つ一つ覚えていたらきりがありません。

 

ノンダイアトニックコードは技術が必要

 

ダイアトニックコードが調性を感じさせたのに比べ、
ノンダイアトニックコードは調性から外れたコードになります。

要するにキー以外の音を含んだコード。それがノンダイアトニックコードになります。

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ダイアトニックコードの割合を超えて使いすぎると、調性が破綻しかねません。

適当なセンスでノンダイアトニックコードを入れるのは、あまりにもリスキーなのです。

 

とはいえ、プロの楽曲を見てみると、
ダイアトニックコード以外の、見たことないコードが沢山出てきますよね。

あれは決してセンスや気まぐれで入れているわけではありません。

 

ダイアトニックコード同様、
きちんとした理論のもと、体系立てられている場合がほとんどです。

 

今回はその代表格で、最も使い勝手のいい、
セカンダリードミナントについてお伝えしていきます。

 

ナミヅクリ

きっと聞いたことのあるサウンドが手に入るはず!

 

ここまでのまとめ
  • ノンダイアトニックコード = ダイアトニックコード以外の全て
  • セカンダリードミナントもその一種
  • 使いすぎは禁物

 

セカンダリードミナントとは

alarm-1

ここからはセカンダリードミナントがなんなのか、具体的にお伝えしていきます。

セカンダリードミナント=2つ目のドミナント

例に漏れず非常に安直なネーミングですが、
セカンダリードミナントは読んで字の如く、二つ目のドミナントです。

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このセカンダリードミナント、
以前から何度も登場しているドミナントの仲間なんですが、

問題は二つ目の、というところです。

 

この理屈は非常にシンプルなものなので、簡単にお伝えします。

セカンダリードミナントの仕組み

ダイアトニックコードには、
1度のトニックに向かうドミナント(Ⅴ7)がありましたよね。

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これは反進行した際、
トニックのコードトーンに解決できるトライトーンを含んでいるからでした。

つまり本来、一つのキーにおいてドミナントは一つしかないのです。

 

しかし、調性外へ視野を広げると、
様々なキーでのダイアトニックコードが存在していますよね。

その中には、
Cメジャーキーではドミナントだった「G7」がトニックになるキーもあるわけです。
(Gメジャーですね)

 

ではそのGメジャーにおいて、
トニック「G7」に解決するドミナント(Ⅴ7)は何か。

この場合では「D7」になります。

 

ではCメジャーキーにおいて、
ドミナント「G7」の前に、そのまたドミナントである「D7」を置いたら…?

 

もうお気づきですね。

勝手に他調のドミナントを使ってしまおう!というのがセカンダリードミナントなんです。

 

これは「G7」に限った話ではありません。

Ⅰ以外の全てのダイアトニックコードは、どこかのキーでは主役(トニック)のコードです。

 

ナミヅクリ

「ここでは脇役でも、場所が違えばどこかの主役」ってなんかいいですよね…!

 

つまり、全てのダイアトニックコードには、
それぞれのドミナントコードが存在していることになります。

 

それを一時的に借用してくれば、
一瞬だけ調性を抜け出して、その空気感とサウンドを吹き込める、ってわけなんです。

 

各ダイアトニックコードをトニックだとした時のドミナント。

それらが二つ目のドミナント、そう、セカンダリードミナント!

 

ここまでのまとめ
  • セカンダリードミナント = 他調でのドミナント
  • 一時的にトニックだと捉えてドミナントを借りてくる
  • 一瞬キーが変わったようなサウンドになる

 

各セカンダリードミナントまとめ

上記でお伝えしたように、
全てのダイアトニックコードにはドミナントが存在しています。

(「Ⅰ」は既に「G7」が存在しているので、セカンダリーも何もありません。)

この表ではそれぞれのダイアトニックコードに、
下のセカンダリードミナントが対応している形になります。

 

セカンダリードミナント表-2

 

「これ全部覚えるの?」

なんて方もいらっしゃると思うので、ここでは暗記不要な割り出し方をご紹介します。

セカンダリードミナントの割り出し方

セカンダリードミナントは、
各キーでの「Ⅴ7」を借用することになります。

その為、マイナーコードは存在せず、必ず「〜7」という形になります。

 

そしてこの音名の部分ですが、
必ず、解決先に向かって完全4度進行します。

数え始めと数え終わりの音を入れて、半音6個分です。

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例えば、
「Am7」に解決する、セカンダリードミナントを調べたい場合。

「A」から完全4度下の「E」が音名に入るセブンスコード、

つまり、
「E7」がセカンダリードミナント!というように割り出せるわけです。

 

【割り出し方】

  • 「〜7」の型
  • 解決させたいコードのルートから完全4度下(半音6個分)

 

これさえ覚えておけば、どんなコードにも応用可能、各暗記は必要ありません!

 

最後に

 

まとめ
  • セカンダリードミナントは他調のドミナント
  • 一瞬トニックだと仮定してドミナントモーションを作る
  • 転調したような空気感を少しだけ吹き込める

読破お疲れ様でした〜。

今までお伝えしてきた色々な要素が絡み合って、
段々と複雑な理論に発展してきましたね。

 

しかしこれ自体は結構乱暴なことをしていて、
ある種、一瞬の転調を強引に行なっているようなものなのです。

 

これの通りでなくてはダメ!
だなんて足枷にするものではありませんが、

理論を知っているだけで、物理的に使えるコードの種類が増えていきます。

 

気軽に、道具を揃えるような気分で、理論を習得して見てくださいね!

 

ナミヅクリ

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以上、ナミヅクリがお送りしました。
また次回の記事まで!

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はじめまして、ナミヅクリです。 曲、絵、ブログを書いているクリエイターです。 自然は好きだけど基本部屋にいるタイプ。 1人で悩むクリエイターへ向け、情報を発信中。